鉄筋コンクリート造(RC造)の構造熱橋部
構造熱橋部とは、鉄筋コンクリート造等の単位住戸の床、間仕切壁等が断熱層を貫通する部分をいいます。
鉄筋コンクリート造等における構造熱橋部の線熱貫流率は、当該熱橋の断熱補強の有無、熱橋の形状、室の配置等に応じて定める値とします。
解説
構造熱橋部の線熱貫流率の値は、「境界の組合せ」、「構造熱橋部で取り合う面の組み合わせ」、「構造熱橋部の特徴」及び「断熱補強仕様」に応じて判断します。
「境界の組合せ」及び「構造熱橋部で取り合う面の組み合わせ」によっては、室内1・内断熱面と内断熱面のように構造熱橋部が生じないものがあります。
柱・梁等の突出部がある「壁式等以外」における柱及び梁等は、取り付く壁又は床の一部として取り扱うこととされています。
エネボスの入力
一般部位(外壁、天井、屋根、床)の画面で、一般部位のいずれかを選択の上線熱橋アイコンをクリックすると一般部位に線熱橋が付加されます。上記付録Cで求められた線熱貫流率と熱橋長さを入力してください。
共同住宅の界床、界壁では評価対象住宅の按分比率を入力することができます。