特徴

フリーソフト

エネボスはフリーソフトです。
個人、業務にかかわらず無料でご使用いただけます。
わずらわしいユーザー登録も不要で、ソフトはダウンロードしてすぐにご使用いただけます。
フリーソフトですからお気軽にお試しください。

住宅のデータを入力し省エネルギー基準(省エネ基準)の外皮平均熱貫流率(UA値)冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)暖房期の平均日射熱取得率(ηAH値)の計算、及び基準値や等級の判定などが無料で行えます。

一般的な有料ソフトでは、購入時はもちろんアップデートにも費用がかかります。
毎月定額制のソフトは使用しない月でも費用がかかります。
エネボスはフリーソフトですから、このような費用はかかりません。
無料で最新のソフトを使用することができます。

簡単・短時間で計算

手計算で省エネ基準の計算をすると非常に時間がかかります。
また、計算するためには省エネ基準の専門知識が必要になります。
エネボスは簡単に短時間で入力・計算することができます。
基本的な入力項目としては、各部位の面積、断熱材などの材料と厚さ、方位、隣接空間などになります。
また、新規作成ウィザードを使用すると、順番通りに設定していくことで、一般部位の設定が簡単できます。

 

精緻な計算(標準計算)

省エネ基準の計算は難しく時間がかかるため、評価方法がいくつか用意されています。
1. 標準計算ルート
2. 簡易計算ルート
3. モデル住宅法
4. 仕様基準ルート

上記は計算の難易度順に並べたものです。
標準計算は計算量が多く時間がかかりますが、より精緻な計算になります。
簡易計算は簡易的な計算で短時間に計算できますが、安全側で計算されるため性能が低く評価されることがあり、基準をクリアしづらくなるという欠点があります。
そのため、省エネ基準の計算を行う場合は標準計算が有利です。
エネボスは面倒な標準計算を短時間で計算することができます。

面積計算を自動化

省エネ基準の計算で意外に時間がかかるのが面積の計算です。
図面から各部位の寸法を拾って面積を計算しますが、図面と電卓とパソコンを行ったり来たりするなどの時間がかかります。
また、外壁や屋根では窓などの開口部の面積を引いた実面積を計算しなければなりませんし、窓の寸法が変われば外壁などの面積計算はやり直しです。

新規作成ウィザードでドラッグ&ドロップで概略平面図を作成

エネボスは新規作成ウィザードで外壁や天井・床などの面積を自動で計算します。

新規作成ウィザード

 

外壁や屋根と開口部(窓・ドア)をリンクして実面積を自動計算

エネボスは外壁・屋根と開口部(窓・ドア)をリンクすることで、外壁などの実面積(部位全体から開口部を引いた面積)の計算を自動化します。
窓などの寸法が変わっても外壁などの面積を再計算する必要はありません。

計算式での入力

エネボスでは直接面積を入力することができますが、計算式で入力することもできます。
たとえば「(6 + 3) * 2.4」のような計算式で入力することができます。
計算式で入力すれば電卓は不要ですし、電卓の押し間違えや書き写しの間違いを回避できます。
また、寸法変更時も計算式内の寸法を変えるだけで済み、再計算する必要はありません。

設計仕様の登録

エネボスは、断熱材の種類や厚さ、断熱工法(充填断熱、外張断熱など)、構造(柱、梁などの木材熱橋、内装材や合板などの層構成)などを設計仕様として登録できます。
そのため、一度設計仕様を登録してしまえば、同じ工法の住宅はその設計仕様を選択するだけで済みます。

設計仕様の登録は簡易な方法と詳細な方法を選択できます。
簡易な方法では、断熱材の種類と厚さと工法を設定するだけで設計仕様と登録できます。

設計仕様 定形

 

詳細な方法では、充填断熱時の断熱材と木材の面構造、合板や内装材などの層構成など、より詳細な構造を登録することができます。

設計仕様 詳細

 

設計仕様を登録すれば、複雑な熱貫流率(U値)の計算は自動で行います。
また、設計仕様を一度登録してしまえば、同じ設計仕様の場合は選択するだけですみます。