省エネ基準入門 - 窓・ドアの熱貫流率(U値)は計算しなくていい?

ドアなどの開口部は基本的には熱貫流率(U値)は計算しません。

メーカーのホームページやカタログなどで熱貫流率が表記されていますので、それを利用します。
熱貫流率が不明な場合は、メーカーの担当者に確認することをお勧めします。
また、省エネ基準のテキストで、建具やガラスの仕様別に熱貫流率の一覧表が用意されていますので、これを使用するという方法もあります。

なお、一部計算が必要な場合があります。

二重窓

二重窓は外気側と室内側の窓の熱貫流率から計算で求めます。

雨戸・障子・風除室などの付属部材

シャッター、雨戸、障子、風除室がある場合は、この分の断熱性能を加味することができます。
この場合も熱貫流率を計算で求めます。

これらの計算方法につきましては以下のページをご参照ください。
▶窓・ドアの熱貫流率の計算

エネボスでは二重窓や付属部材を考慮することができます。
「設定」メニューの「窓設定」で「二重窓追加」ボタンをクリックすると、二重窓を追加できます。
付属部材を考慮する場合は、窓またはドア部位で「付属部材」をチェックしてください。

 

2023年01月29日|ブログのカテゴリー:省エネ基準入門