設計仕様とは何ですか?

エネボスの設計仕様とは、断熱材や木材、内装材や合板など、部材の組み合わせを登録する機能です。
あらかじめ設計仕様を登録しておけば、その設計仕様を選択するだけで部材の組み合わせを考慮することができます。

また、設計仕様内の断熱材の種類や厚さを変更すると、その設計仕様を選択しているすべての部位の断熱材や厚さが自動で切り替わります。
そのため、いろいろな断熱仕様を少ない手間で試すことができます。

充填断熱時の柱や梁などの木材を考慮する

充填断熱時は柱や梁が断熱材を貫通する形になりますが、省エネ基準の計算時にはこれらの木材を考慮しなければなりません。
エネボスでは柱・梁を一本ずつ登録することもできますが、それでは手間がかかります。
省エネ基準では、柱・梁を一本ずつ考慮する代わりに、断熱材と木材の面積比で計算(面積比率法)することができます。
エネボスの設計仕様では、住宅の工法を選択するだけで自動で面積比率を設定できますし、必要があれば面積比率を自分で設定することもできます。
詳しくはエネボスの設計仕様をご参照ください。

内装材や合板を考慮する

断熱材と連続した層構造は場合は考慮することができます。
たとえば、断熱材と内装材がくっついている状態であれば内装材を考慮することができ、内装材分若干ではありますが断熱性能が高くなります。
合板も同様です。
エネボスの設計仕様ではこのような層構成も考慮することができます。
詳しくはエネボスの設計仕様をご参照ください。

省エネルギー計算ソフト エネボス(フリーソフト)

 

2020年09月19日|FAQのカテゴリー:機能について