外皮計算ソフト エネボス 設計仕様(定形)の入力方法

エネボスでは断熱材の種類や厚さ、工法などを設計仕様として登録することができます。
一度登録すると、次回からはその設計仕様を選択するだけで断熱材などを考慮することができます。

エネボスで設計仕様には「定形」と「詳細」という二種類があります。
定形は設計仕様を簡単に登録するためのものです。
断熱材と工法などを設定するだけで設計仕様を登録することができます。
おおよその住宅は定形で対応できるのではないかと思います。
設計仕様(詳細)の入力方法

設計仕様 - 定形

 

名称

名称は設計仕様を識別するためのものです。
わかりやすい名称を入力してください。

カテゴリー

カテゴリーは設計仕様をグループ分するためのものです。
カテゴリーは設定しなくてもかまいません。
(設定しない場合は「未分類」として処理されます)

設計仕様をたくさん登録した場合、グループ分けしておくと設計仕様を見つけやすくなります。
たとえば、設計仕様を省エネ基準の地域ごとにグループ分けする場合は、カテゴリーに「5地位」「6地域」「7地域」などと入力します。
また、工法ごと、グレードごとなどに分けする方法もあります。
設計仕様リストでカテゴリーを選択すると、そのカテゴリーの設計仕様だけを表示することができます。

カテゴリーには複数のワードを設定できます。
ワードは「;」(セミコロン)で区切ってください。
たとえば、カテゴリーに「充填断熱;6地域」と設定すると、「充填断熱」でも「6地域」でも検索できるようになります。

充填断熱

充填断熱する

充填断熱する場合はここをチェックします。

断熱材

断熱材を選択します。

厚さ

断熱材の厚さを入力します。

断熱工法

ここで工法を選択しますと、木材熱橋比率(面積比率)を自動的に設定します。
適当な工法がない場合、自分で面積比率を計算している場合は、「その他」を選択し、「木材熱橋比率」を入力してください。

外張断熱

外張断熱する

外張断熱する場合はここをチェックします。

断熱材・厚さ

充填断熱と同様です。
断熱材の種類を選択し厚さを入力します。

下地材など、断熱材を貫通する部材がある

外張断熱に下地材などの断熱材を貫通する部材がある場合はここをチェックしてください。
低減率0.9が適用されます。

充填断熱と外張断熱の両方を考慮する場合

エネボスの設計仕様(定形)では充填断熱と外張断熱の両方を施工する場合も考慮できます。
その場合は、「充填断熱する」「外張断熱する」の両方をチェックして、それぞれの断熱材を設定してください。

設定が終了したら「OK」ボタンをクリックしてください。
設計仕様が登録されます。